視力回復訓練メモ

視力回復センター

雑誌広告などで見かける視力回復センター。実際に私も利用してみたので、視力回復センターの実態をお知らせします。

視力回復センターの仕組み

まず、カウンセリングの後で簡単な視力測定を行います。

私が利用した視力回復センターでは、最初に視力を測ってから機械によるマッサージを受け、しばらく休んだ後、もう一度測定していました。眼が緊張状態にあるときとマッサージで緊張を解いたときの視力を測ることで回復のしやすさの目安にしたり、マッサージの効果を実感してもらう、という意味もあったのでしょうね。

そして、その後はテキストをもらって基本的な視力回復の仕組みの説明を受け、遠くと近くを交互に見る遠近点凝視など基本的な視力回復トレーニングを教えてもらいました。私の場合は、片目の視力が極端に低い近視(逆も遠視)だったので、日常生活でも眼帯をして片目を積極的に使うと良い、といったアドバイスも。

視力回復センターのマッサージとトレーニング

二回目以降は、毎回15分ほどのマッサージを受けます。そして、時々視力を測定し、カウンセリング。この時は、検査結果を元に視力の回復状況を検証したり、普段の生活状況や視力回復トレーニングのやり方などを確認しながら、指導を受けていました。

何人かのインストラクターの方とお話しましたが、皆さんかなり「勉強」されている感じで、親身になってくれましたね。

幸い、私が利用した視力回復センターはトレーニングや生活改善で視力回復に取り組む「正統派」といった感じで、インストラクターの質も高いところでした。皆さんが視力回復センターの利用を検討する際も、まず「指導」にどれだけ力を入れてくれるか、を見ると良いと思います。

視力回復センターの費用は?

費用に関しては、まず数千円の入会金を支払い1回あたり800円程度の利用券を購入して利用する形でした。この程度なら、しばらく利用してみて効果を試すといったこともできますね。

利用回数に応じた料金で一回当たりの額も低めに抑えられているのは、長期間の利用を見込んだもので、提供しているサービス(視力回復訓練の指導、生活習慣の助言、マッサージ)に自信があるということなのでしょう。

視力回復センターの中には、マッサージや視力回復訓練のためと称して高額の機器を買わせようとするところもあるようです。もしも視力回復センターを探しているときにそのような場面に遭遇したら、即座に断って出ていきましょう。

視力回復(近視の治療)で重要なのは、「目を守る」日々の生活と視力を回復させる地道なトレーニングです。高価な機械を買えば目が良くなるというものではありません。