業務委託契約

業務委託契約とは、企業などから開発などの業務を委託され(受託し)報酬を得る契約です。在宅勤務では、多くの場合は外注先としてこの業務委託契約か請負契約によって仕事をすることになるでしょう。

私も、基本的にソフト開発を行う場合は業務委託契約として受託する形になっているはずです(請負契約か業務契約かはっきりしない場合も多い)。契約ですから、本来なら開発を行う前に業務の内容や報酬、時期などを明示した契約書を交わす……べきなのですが、実際には契約書を作ることはあまりありません。
報酬はいくら、こんな感じで作ってください、という話をした後、すぐに仕様書などの資料が送られてきて開発に入る。開発が終了したらこちらから請求書を発行して、指定の銀行口座に報酬を振り込んでもらう。そんな流れですね。

契約書こそありませんが、報酬額や内容などはメールでやりとりするようにしています。仮に契約書がなくても、この「互いに報酬と委託内容を確認した記録」があれば、これが契約関係の成立を証明する証拠にもなるわけです。

もっとも、ゲームの開発では開発中に修正が入るのは当たり前だし、動作検証の過程で問題が出てきたり対応機種を広げたりということもあるので、流動的な要素が多いですからね。契約で「開発の内容と範囲、時期」を定めたとしても、そのあたりは柔軟に対応することになります。

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