ある日曜日の朝。幸せな夢を見ていたシンジが目を覚ますと、一緒に見知らぬ幼い女の子が寝ていました。そして、シンジを「パパ」と呼ぶその女の子によって騒動が始まります。 キミちゃんと名乗る女の子の正体をつかむべくシンジたち葛城家の三人が色々問うても、かみ合わない会話に成果なし。しかし、ミサトがママの名を聴いた瞬間、場が凍りつきます。キミちゃんの答えは「碇レイ」。 レイが呼び出されると、当然のように「ママ」に駆け寄るキミちゃん。シンジにもレイにも覚えがないキミちゃんに謎は深まるばかりですが、シンジとレイを本当に両親と思っているキミちゃんのために、レイも一緒に暮らすことになりました。 レイとキミちゃんを交えての、つかの間の家族生活。シンジとレイは、協力してキミちゃんを世話し幸せな日々を送りますが、やがてレイは自らの「運命の鎖」に思い悩むように……。 レイの「お母さん」振りとキミちゃんを介したレイとシンジの交流が良い感じの前半と、そうした「幸せな日常」が崩壊しレイが自らの運命に絶望する後半の対比が興味深い。 掲載サイト:綾波レイの幸せ
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