データベース数の制約

格安レンタルサーバーでは、MySQLなどで使えるデータベースの数が一つに制約される場合が多いようです。もちろん、データベースが一つあればその中に複数のテーブルを作れるので、(容量の制限内で)複数のデータを管理することは出来ます。

ただ、CMSやブログシステムによってはブログやサイト一つにつきデータベース一つという形を想定しているものもあるんですよね。Webアプリケーションごとに異なるデータベースを使いたい、ということもあるでしょう。
指定のデータベース内に法則に沿ったテーブル名でテーブルを作成してデータを格納するWebアプリケーションもあるので、データベースが一つしか使えないと面倒な設定が必要になったり利用できるWebアプリケーションに制約が出てくるかもしれません。

MySQLやPostgreSQLなどサーバー型データベースシステムを使ってブログシステムなどのインストールを行ったりプログラミングを行う場合は、レンタルサーバーで提供されるデータベースの数と容量に注意してください。契約後にデータベースを追加しようとしてもできなかったり高額なオプション料金がかかる場合もあります。

自作プログラムの開発であれば、こうした格安レンタルサーバー(極端に低価格なレンタルサーバーではサーバー型データベースが使えない場合も)で使いやすいようデータベースにSQLiteを利用できないか、検討してみるもの手でしょう。
SQLiteであれば、PHP5が利用できる環境であれば基本的に使えますし、データベースをファイルに格納する形となるためデータベースの数にも制限はありません。

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