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結婚支援

経済産業省が、少子化対策の一環として結婚情報サービス業の支援に動くようです。若年層の結婚を支援し、少子化を食い止める、ということのようですが、すでに労働人口が減り始め間もなく人口自体も減少に転じようとしている日本では、「結婚しない若者」の増加は切実な問題なんでしょうね(と他人事のように言ってみる(^^;)。

そもそも、ここ数年は私たち「第二次ベビーブーム世代」が30歳前後の「適齢期」に達し「第三次ベビーブーム」が起こってもおかしくないんですが、逆に新生児数は減り続けています。まあ、結婚の「適齢期」自体があがってきている、という現実もあるんでしょうけど、もはや「結婚するのが当然」という意識自体がなくなってきた、ということなのかも。私も、すでに漠然と「結婚する機会はないんだろうなあ」と思っていますし(^^;。結婚式を挙げる自分の姿なんて、想像もできないですw

そういえば、シンガポールでは、政府が若者の結婚を支援するためにデートの場を設定するなどの「公的結婚情報サービス」を展開しているみたいですね。日本も、最後のベビーブーム世代が適齢期を迎えているまさに今が「最後のチャンス」になるでしょうから、ここ数年の取り組みがこの先何十年の日本の将来を決するのかもしれません。

なんて、結婚以前に交際経験すらない私が書いても、説得力はないですかw でも、少子化は「世代間の仕送り」という現在の日本では破綻が明らかな前提に立っている公的年金始め社会的には大問題なんですよねえ。
かといって「お国のため」結婚しろ、子供を産め、なんて世の中だけにはなってほしくない。「自然に」結婚して子供を産み育てたくなるような妙案は、果たしてあるのでしょうか。

結婚したくてもできない、という人に対する支援はどんどんやるべきですが、これがいつの間にか「結婚しない奴は社会のテキ」みたいな雰囲気につながらなければ良いのですが……。

私自身、こんなことを書きながら「結婚」というものに対する実感のようなものがまるでないですからねえ。


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