お尻に注射の想い出

病院でお尻に注射をされる。最近では少なくなったようですが、私たちの世代では、子どもの頃に病院でお尻に注射をされた経験を持つ人が多いようです。
親に連れられていった近所の小さな病院というか診療所で、お尻を丸出しにされて注射される。良くも悪くも「印象深い」記憶でしょうね。

筋肉注射としては比較的痛みも少なく打ちやすい場所だとかで、今でもお尻に注射をする機会はあるようです。ただ、昔はかぜなどで病院にいってもお尻に注射をされました。痛み自体はそれほどではなくても、背後からの「見えない注射」だと緊張や恐怖感がありますよね。

私も、遠い昔(?)子どもの頃に一度病院で注射されたことがあります。

小学校に入る頃だったでしょうか。熱を出したか何かで行った病院で、寝台にうつぶせになるように言われ、いきなり「不意打ち」されました。注射しますとも言わず、手早く半ズボンとパンツを引き摺り下ろされ、お尻に注射されたのです。
かなり高齢の医師と看護婦さんがいたような気もしますが、うつ伏せになって何が起きているのかわからない間の一瞬の出来事でした。半ズボンを気づかせずもせず「するり」と脱がせてお尻を丸出しにした看護婦さん、今から思えばすごい「達人」だったのかも。

痛みなどは覚えていないのですが、とにかく突然のことで泣き出したことだけは覚えています。