肥料水の作り方

ミジンコのえさとなる植物プランクトン。その植物プランクトンの繁殖には、肥沃な水、肥料が欠かせません。たっぷりと「有機肥料」を含む水を作って、豊かな植物プランクトンの生息環境を作りましょう。

まず、肥料ですが、米のとぎ汁や園芸用の油粕を使います。米を研いだときに少しだけそのとぎ汁を残しておいて、適当な容器に入れましょう。そして、少しにごる程度にまで水で薄めます。濃すぎると、油っぽい膜が出来たりして使いにくくなることがあるので注意してください。

続いて、油粕を投入。塊を砕き、よくかき混ぜます。これだけでもよいのですが、さらに落ち葉などを適当にちぎって入れてもよいでしょう。水とよくなじませて、塊が浮いてきたりしないように注意します。

淡水魚を飼育していれば、その飼育水やえさを砕いて少し入れておいても良いかもしれません。

2-3週間もすると、適度に発酵した水の堆肥とも言うべき肥料水になるはずです。新しい飼育環境を作るときには、この肥料水を少しずつ加えて植物プランクトンを基盤とする「食物連鎖」を作っていきましょう。

緑水も少し入れて日光に当てれば、数日で絶好のミジンコの飼育水になるはずです。