ゴーヤーに傷を回復させる効果？

最近、ゴーヤチャンプルーなど沖縄料理の代表的食材として急速に知名度を高めてきた伝統野菜の苦瓜、ゴーヤー。このゴーヤーに傷ついた皮膚の組織の再生を促す効果があるとする実験結果が出たそうです。

岡山大大学院の合田榮一教授らの実験によると、人の皮膚を構成する真皮線維芽細胞という細胞にゴーヤーから抽出した成分を加えたところ、増殖速度が最大5倍になったとか。ゴーヤーは昔から薬草として傷の治療に使われていたようなので、今後も研究で新たな効果が見つかってくるかもしれません。皮膚の再生力（治癒力）を高める効果が確認されれば、他の自然治癒力を高める治療効果を期待できそうな薬草全体で見直しの機運が高まるでしょうし。
そのうち、アロエなどのように塗り薬や美容クリームに配合されるようになるのでしょうか。

ゴーヤーといえば、伝統的な傷薬としてだけでなく最近は夏バテやダイエットに有効な健康食品としても人気ですね。

実験で傷治療にゴーヤー有効確認