睡眠が浅いと糖尿病になりやすい?就寝時の眠りが浅いと、糖尿病に関係する血糖値への耐性が下がる。アメリカのシカゴ大学の研究チームがそんな睡眠と糖尿病(血液中の血糖値)に関する実験結果を電子版アメリカ科学アカデミー紀要に発表したそうです。 実験では9人の若者について、3日にわたって睡眠中の脳波を測定し眠りが深くなると深い眠りを妨害する程度の騒音で深く眠らせない、といった実験を続けた結果、耐糖性が25%ほど低下し、糖尿病に近い状態になったとか。今回は実験の規模が小さく、被験者の層も限られた年齢層なので現時点では「眠りが浅いと糖尿病になりやすく(血糖値があがりやすく)なる」と単純には言えなさそうですが、眠りの「質」は様々な影響を与えるようですね。 私も、最近は睡眠が不安定で運動不足気味ですから、注意しないと。快眠と生活習慣病予防のためにも、適度に「疲れる」生活が必要なのでしょう。 |